ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■未だに信を置けぬのでしょうか
恐らくは。

お互いに、
唯、
支えを欲して居るだけなのだ。




自身に、
依存される事無く。

独立した互いが、
自発的に、
想いを注ぎ逢って。


共に、
一つの結晶を育み、
進むのだと。

想って居る筈なのだ。







けれども。




其の、
相手の想いを前提に、
成立する過程に。


お互いが、
危機感を感じ。

互いへの信用を、
疑って了う。














問題が、
浮き彫りに成る時など。

大抵は。



 「子供もう一人作るとか言ったら。」
 「姫はどうする?」



そんな軽い冗談が、
切っ掛けだったりするのかも知れない。














 「嫌よ。」

 「そんな事したら、母親放棄よ!」
 「私は子育て放棄するからね!」

 「ただでさえ育てるの嫌なのに。」










俺が、
どれだけ想いを注ごうと。





一部とは言え、
嫌と、
宣言された事を。

俺は、
姫に強いるのだ。
09月17日(土)
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