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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いも共に消えて終いますか
自身に、
近ければ近い程。
壊れる機会に、
より一層、
遭遇し易いのだ。
其れ故に。
其の形に、
棲まう想いを。
永く、
永く、
身に纏えば良いのであって。
肌身離さず、
自身に纏う形など。
壊れても、
構わないのだ。
想いを、
失った様に。
鋭く、
痛むとすれば。
其の痛みを。
大切に、
大切に。
其処へ置いておけば、
良いだろう?
「やっぱり小坊主とは縁がないのか?」
泣き顔の、
顔文字と共に。
「指輪が手から消えてる!」
記念の贈り物を、
無くした事を。
姫は、
届けて来た。
其の、
泣き顔が在れば。
縁など、
決して消えない。
09月20日(火)
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