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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■両立を志す気は無いのでしょうか
自身に備わる、
価値基準は。
自身の歩み進んで来た道が、
築き上げるのだ。
其れ故に。
異なる価値基準が、
触れ逢う時。
判断を、
自身の価値基準で下す事に、
何の非も無いけれど。
其の価値基準の有する、
可塑性を。
他者に触れ、
交わり、
闘い、
支え、
感嘆し、
共鳴し、
倒し、
倒されながら。
変化する可能性を。
決して、
見失ってはならぬと、
想うのだ。
其の変化こそが。
自身に、
新しい風を贈り込む、
成長に、
他ならないのだから。
確かに、
別の物だけれど。
両立が不可能では無いと、
俺は魅知って来た。
両立出来ずに、
姫は一度、
手放したかも知れないけれど。
姫の肉親は、
手放さずに居るじゃないか。
「私は結婚して旦那が欲しいわけじゃない。」
「結婚なんてしなくても。」
「好きな人と恋愛をしていたい。」
頑なに。
姫は、
結婚と恋愛の両立を、
拒絶する。
09月04日(日)
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