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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■見えない想いが許せませんか
様々な場面で、
想いを、
注ぎ続ける事は。
備わる容器の、
大きさを、
証明するけれど。
容器の大きさに、
比例して。
想いを注がれる、
対象も、
増加するのだ。
其れ故に。
注がれる想いの、
其の質が。
圧倒的に、
異なって居ても。
注がれる想いの、
優先順位が。
確固たる物でも。
自身に、
注がれぬ想いが。
自身の知らぬ、
想いが。
数多く存在する事に。
不安感や、
危機感を、
抱いて了うのだろうか。
姫との時間を、
蔑ろにした事も。
姫への想いを、
後回しにした事も。
一度も無いのに。
「どうして他の人のために一生懸命なの?」
姫に伝播せぬ、
俺の、
注いだ想いを。
「俺は何時も姫に一生懸命なんだけどなぁ。」
不平不満の類で、
俺は、
言葉にして終った。
幾ら、
言葉で伝えても。
効果は、
一時的で。
姫の壁の内には、
貫入出来やしないのに。
09月02日(金)
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