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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■共に育て行く気は無いのですか
飽く迄、
機能的な問題で。
其の役割を、
果たせる側にのみ。
事の差配は、
委ねられるのだけれど。
其処に、
至る迄の過程と。
其処から、
産まれる物は。
役割を、
与えられた側のみで、
為し行く物では。
決して無い。
抽出される、
想いの結晶へ。
俺は、
触れる事すら出来ないのだろうか。
其処迄、
拒絶されるのは、
何故か。
其の理由に、
理解が及ばず、
焦燥に駆られる。
如何して、
そんなに哀しい事を、
口にする?
頑なに、
形だけを拒絶し続けて。
「ひとりで産んで。」
「ひとりで育てればいい?」
「認知もしなくて良いって言ったら。」
「楽?」
姫は、
殻に閉じ籠もる。
姫の子だけれど。
其の身を痛めて、
子を為す事が出来るのは、
確かに、
姫だけだけれど。
俺の子でも在るのに。
08月19日(金)
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