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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■此の祭は想いに刻まれて居ませんか
一つ、
一つ。
想いは、
積み上げられて、
進む物で。
其の、
大小様々な想いの、
欠片が。
やがて、
大河の道筋を造り行くから。
其の欠片は、
何れも、
欠かす事の出来ぬ欠片で。
軽重の差など、
無い筈だけれど。
其れでも。
印象の深き欠片は、
在るのだ。
初めて故に。
初めて、
二人で出掛けた場所故に。
例え近所でも。
其の場所を、
意識するのだろうか。
きっと。
為すべき事を投げ捨ててでも、
辿り着く必要が在るのだ。
半ば、
何かに憑かれたかの様に。
夜半に掛かる予定の仕事を、
必死に片付る。
「もし小坊主と来られなかったら。」
「別れようと思ってたんだ♪」
「そんな気がした。」
「どれだけ焦って仕事したと想ってんの。」
今年も。
とある商店街の夏祭りが、
始まった。
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References
Jul.20 2004, 「必要な時に居ない雄でしょうか」
07月19日(火)
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