ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■好かぬ雄の子なのでしょうか
発する言葉の、
其の中に。

確固たる、
意思が在るから。




果たして、
奥底から希う、
本心か。

飽く迄、
売り言葉と買い言葉の応酬で、
意地から生じた言葉か。


判断に惑うのだろうか。








必要以上に、
振れて居るのであろう、
感情の幅に。



揺れぬ様にと構えれば。

想いの暴発に、
押され、
抑え込まれ。


逆に、
応じれば。

冷静さを欠いて終う。













或いは。


姫は態と、
俺を挑発して居るのかも知れない。

誘導するかの様に。




 「男が好きじゃない女を抱けるように。」
 「女は好きじゃない男の子供も産めるんだから。」

 「巫山戯るな!」
 「そんな気持ちだったら産むな!」










けれども。





其処迄、
言い切って置きながら。

如何して、
そんな振る舞いが出来るのだ。














 「今週末。」
 「おろしてくるからね・・・」


俺にしがみ付き、
震えながら。

やっとの想いで、
姫は、
声を絞り出して居る。
07月18日(月)
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