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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■頑なに耳を塞いで居るのですか
其の徴は、
抑も、
個々人で異なるから。
他者と、
比較する物では無いのだけれど。
他者との違いは、
時に、
自身を混乱させ。
或いは、
自身を不安へと誘う。
更に、
其の上で。
何度か宿った、
其の徴は。
自身の内であっても、
違いを生ずるから。
自身の芯を、
何れ程、
柱に据えて居ようと。
何度も、
惑い。
何度も、
乱れるのだ。
「本の通りなんだけれど。」
「嫌なんだけれど。」
「一人目の時は何もなかったのに。」
姫の息子の時とは、
比べようも無く正確に生じる、
初期症状に。
姫は、
不満を垂れる。
其の尖端の張りが、
痛むのも。
月の悪戯を、
一瞬、
感じさせたのも。
風邪を予感させる、
体温も。
先ずは。
早く、
検査をしようよ。
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References
Jun.21 2005, 「本心は望まぬ出来事なのですか」
May.31 2005, 「其の予感は冗談で良いのですか」
07月02日(土)
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