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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■傍に望むのは違う相手でしょうか
彩りを加える香が、
其の傍で、
穏やかに漂い続ける事が。



自身の、
日々の経過や。

或いは、
日々の成長に。


何れ程、
寄与するのか。



きっと、
見積もる事など、
不可能だろうけれど。










其の香を、
望んで、
傍に呼ぶのか。

其れとも、
香が在るから、
漂うのか。


両者には、
明確な違いが在る筈なのだ。









其れ故に。




飽く迄、
より傍に在るのが何方かと言う理由が、
其処に、
在るのなら。


其の香には、
普遍性も、
必然性も、
必要性も無い。















姫は。

猫よりも、
俺の方が大切と言うけれど。


飽く迄、
俺が、
同居人だからだろう?













 「もし、此の場に猫が居たら?」

 「ふふ、猫の方が大事。」


公言して憚らぬ姫の、
其の傍に。

飼い猫を、
置いてやれぬ俺では。





所詮は、
飽く迄の同居人だ。





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References
 May.13 2005, 「俺より想いが深い日なのですか」
05月20日(金)
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