ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■罠に掛かって居るのでしょうか
其の経路は、
推測しか出来ないけれど。

情報は、
漏れて居たのだ。






此処か。

或いは、
極少数しか知らぬ筈の、
人伝か。


何処に穴が在るのか、
判別すら、
出来ないけれど。




何処からか。

事実の欠片を、
手に入れて居るのだ。











妹から届いた、
母親の、
言葉の欠片は。


明らかに、
具体的な事柄が、
多過ぎる。














 「受験生位の子がいる人と。」
 「おつきあいしてるらしいの。」




 「不倫関係なのかしら。」
 「忙しさだけであそこまで痩せる?」











半分は事実で、
半分は、
只情報が古いだけ。













俺が超えねばならぬ、
母親の壁は。

確実に、
其の高さを増し。







俺自身の想いを、
整理する為の場所は。

確実に、
何処かで一つ失われた。
03月29日(火)
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