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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■不純な動機でしょうか
其の動機を、
不純だと言い切る根拠は、
無いのだけれど。
其の動機は、
不愉快に違いないのだ。
其の意志は、
誉めるべき事かも知れないけれど。
其の意図は、
決して、
認める訳にはいかないのだ。
けれども。
其の想いを、
十分に、
知って居るから。
態と其処へ、
笑いを持ち込んで。
姫は上手に、
俺の其の想いを捌いて了う。
「イタリア語習おうかな。」
「好きにすれば。」
「ぼんじゅーぅる。」
「それフランス語。」
「ぺぺろんちーぃの。」
「あのなぁ。」
習いに行くなとは、
言わないから。
其れ以上、
伊太利亜の王子を観て。
騒がないでくれない?
03月30日(水)
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