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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■隠した悪さが在るのでしょうか
自身の周囲の環境など、
刻一刻と、
変化を繰り返し。


長い年月を経て。

原形を留めぬ程に、
変わって了うかも知れないけれど。




過去に、
深く刻まれた恐怖は。

条件反射的に、
瞬時に呼び覚まされるのだ。



防衛本能の一環として。







其れ故に。




既に立場も変わり、
日々、
接する機会も無い筈の、
其の文字は。


瞬時に、
時を逆回転させ。

俺の知らぬ過去へ、
姫を、
導いて終う。
















姫の仕事場へ届いた、
一本の電話に。


 「怒られるかも知れないって。」
 「固まっちゃったの。」


姫は、
直立不動した。
















 「ははは。」
 「そんなに悪さしてたのかよ?」

 「違うわよ。」
 「あの学校が五月蠅かっただけ!」
 「他校のくせして・・・」



とある高校からの、
仕事の依頼は。








姫にとって。

素行を正す、
教師の雷なのね。
03月25日(金)
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