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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■未だ保険が居ると感じるのですか
技術の無さと、
其れを補おうとする懸命さが。
魅力に、
違いないのだけれど。
さり気なさには、
少しだけ技術が必要で。
自身の想いに、
逆らえば逆らう程。
不用意で、
不自然な、
理由が出来上がるのだから。
自身の想いに、
抗う必要は無いのだ。
「馬鹿さ大馬鹿さ笑うがいいさ!!」
花見の彼女は、
自身を卑下するけれど。
笑う程、
滑稽な事では無く。
上手に嘘を飼えず、
想いが、
馬鹿正直に飛び出て来る、
其の姿は。
彼女の、
一つの武器なのだ。
其れ故に。
「毎日連絡してくれる例の彼に。」
「何て言っていいのか悩む感じ・・・。」
「今回は諦めます。」
「何だ。」
「惚気か?」
友人の応えに、
直に伸びる想いの存在を、
感じ取り。
花見の誘いが届かぬ事へ、
安堵と、
幸福感を、
感知した筈だったのに。
「また誘って♪」
文末に添えられた、
微かな保険も。
彼女の、
正直な想いなのか。
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References
Dec.24 2004, 「負荷が強過ぎたのでしょうか」
Sep.20 2004, 「中身も備えた誘いでしょうか」
03月23日(水)
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