ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■次が在ればと願って居るのですか
一生の内で。

何れ程の人と、
巡り逢い、
想い逢うかなど。


知る由も無いのだけれど。







其の相手を知り、
或いは、
自身を見つめ直し。


想いの相違や、
想いの間隙を。

埋めるか、
放つか、
決定する其の因子は。



果たして、
何処に在るのだろうと、
想うのだ。








知る由が、
在るかも知れないから。













 「合わないと思っても。」
 「次に現れる人はもっと合わないかも知れないでしょ?」



 「酷い人だと思っても。」
 「次に現れる人はもっと酷い人かも知れないでしょ?」



 「だから我慢するの。」
 「年の功?」







年の功と言う単語を、
姫は楯に据えて。




俺に棲まう一部分への不満を、
蓄積させながら。

傍に居続ける。















本当は。

相違や、
間隙の方を、
把握したいのに。


知る由よりも。
01月08日(土)
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