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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■本心を探り当てて居るでしょうか
隣り合う一日の、
境界線は。

延びも、
縮みも、
しないけれど。




自身の意思や、
自身の想いを。

丁寧になぞり、
丁寧に確認する故に。


其の線は、
厚みを増すのだろうか。




暦と言う、
只の枠組みだけで。

此の日が、
其処まで想いに記される筈は、
無いのだから。













お互いの決め事を。

想いを新たに、
確認し合う。







 「姫法第一条。」
 「週三回はすること。」

 「結構多くないか?」




 「姫法第二条。」
 「そのうち一回は、四回以上いかせること。」

 「次の日、動けないって文句言わない?」




 「姫法第三条。」
 「そのうち一回は、先にいくこと。」

 「強制するのかよ・・・」









姫の言葉に、
耳を傾けつつ。



決して笑わぬ、
其の瞳を、
じっと見つめ。

明かさぬ本心を探り、
想いを巡らせた。













来年も一緒に年を越せるよ。

其の言葉に、
鬼は笑うのだろうか。







姫の欲しい本心は。

きっと、
確実性に違いない。





>> postscript

新年おめでとうございます。
ご挨拶が遅くなりました。
年明け早々に熱を出して寝込んでしまいました。
年末の寒波で体調を崩した様です。
みなさま、体調には御留意なさって下さいませ。

本年もよろしくお願いいたします。

小坊主
01月01日(土)
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