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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■物足りない呼び掛けでしたか
新規性が、
豊かに詰まった出来事程。
注意や、
興奮や、
集中や、
警戒を、
人へ強いるから。
真新しい言葉や、
真新しい行動程。
其処に、
深い想いが含まれると。
身体は、
勘違いする。
其れ故に。
互いの理解が、
進めば、
進んだ分だけ。
其の相手を、
分かり易い人と称し。
其の振る舞いを、
其の人らしいと称し。
そして、
其の相手の想いが、
薄まり行く様に。
屡々、
感じ取られて了うのだ。
此の地の、
夜の闇を彩る、
光の祭は。
大晦日に、
其の役を終えるから。
「せっかく一緒に年越すんだから。」
「消灯式見に行かない?」
初めて、
寄り添い過ごす年越しに。
華を添えようと、
提案してみたけれど。
行くとも、
行かないとも、
姫は、
答えずに。
「言うと思った。」
其れが、
自身の読み通りなのだと。
盛んに、
得意げな顔をする。
退屈か?
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References
Nov.19 2004, 「理解の進んだ証拠でしょうか」
Oct.03 2004, 「中毒の様な物なのでしょうか」
12月16日(木)
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