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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■少しだけ猶予期間を創りますか
長きに渡って。

其の日々の中で、
役目を、
請け負い続けて来たのだ。




自身の傍に、
寄り添う相手を。

恋焦がれ、
枕を濡らす刻も。


或いは。

自身の為だけに、
時間を、
使い続ける贅沢も。



暫く封印されて来たのだ。








休憩したい。
自由に羽ばたきたい。

制約から、
拘束から、
一度は、
其の身を解放したい。



其の希望も。

十二分に、
理解出来るのだ。











其れ故に。





姫の、
私腹の時間と。

姫へ、
募る想いとを。


懸命に、
天秤に掛けて。





 「考えては、居るんだ。」
 「少しの期間、姫独りの時間を創っても良いよ。」


戸惑い、
迷い、
話をしたのに。






俺の想いなど。

姫は、
お構い無しなのだ。















 「じゃぁ・・・」
 「小坊主以外の他の人と住む?」



如何して、
冗談にして終うのだろう。

小悪魔の様に輝く、
其の瞳で。





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References
 Dec.13 2004, 「強い意識の象徴ですか」
 Nov.29 2004, 「春は来ないのでしょうか」
12月14日(火)
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