ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■逆転の為の贈り物でしょうか
其れは、
焦燥感から生じた想いかも知れない。


自身の遅れを取り返し、
一気に、
逆転する為の。

只の、
方策かも知れない。



想いも寄らぬ事実を、
捻り出せれば。

其れが何で在るかなど、
問題では無かったかも知れない。






 「小坊主にあげる物。」
 「もう注文しちゃった!」


迫る聖夜に、
準備万端の姿を見て。

想いは、
其処へ至ったのだから。












けれども。


自身が、
其の日付を、
強烈に意識して居る事は。

事実には違いないのだ。




粘り強く、
拒否し続けた其の壁を、
突き崩して。

又一つ、
互いを対等に押し上げたから。
















姫に宛て、
初めて書いた手紙に。




 「本当だ!」
 「来月で二年半だ!」


初めて逢って、
初めて想いを交わして、
二年半目の日は。

聖夜に程近い日曜なのだと、
認めた。

















毎月の記念日に、
必ず手渡すと。

約束した、
初めての食費を添えて。





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References
 Oct.14 2004, 「価値観の違いの一つでしょうか」
 Jul.27 2003, 「対等の土俵に登れますか」
11月20日(土)
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