ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■お帰り代わりの平手打ちですか
其の温感は。
選択された方が、
確かに、
高かったのかも知れない。
方や、
其の寸前迄、
外気に曝されており。
方や、
其の瞬間も、
温もりの脇に在ったのだから。
けれども。
現実に、
目の前で起こった、
振る舞いを。
笑って聞き流す程、
余裕は無いのだ。
内に秘める、
温感は。
決して、
負けない筈なのに。
姫は、
近付く俺に、
張り手を喰らわせ。
隣の雄へ、
手を伸ばした。
横に座り、
目を光らせて居る、
其の存在は。
其の位置を、
俺へ譲ろうともしない。
まるで、
番犬を装う様に。
猫の癖に。
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References
Sep.02 2004, 「敵か味方か何方でしょうか」
Aug.23 2004, 「怒られるのは傷付いた方でしょうか」
09月12日(日)
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