ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■帰れぬ訳は自業自得ですか
誕生日に、
傍に居なかった事も、
事実。

誕生日の、
贈り物が届いて居ないのも、
事実。

誕生日を、
他の雄等に祝わせて居る事も、
事実。





街中で、
酔って迷子の姫を。

探しにも行かず。


喧しいと、
携帯の電源を落とした事も、
事実。





其処に、
一点の言い訳も挟む気は無い。















けれども。

姫の誕生日が、
年に一度在るならば。




其の内の一年を、
俺に譲り。

或いは、
其の内の一年が、
数日遅くなっても。


構わないとは、
想えないのだろうか。
















此れだけ、
傍に居たいと願い。

此れだけ、
祝いたいと想い。


其れでも、
都合の付かぬ俺の一日を、
知りながら。







意識を無くし掛け、
迷子に成る程。

他の雄と呑み。


都合などお構い無しに。

決して、
内容など覚えて居ない電話で、
俺を足止めさせた。




其れも事実。

















自身の行動が産む、
結末を。

お互い、
十二分に理解して居る筈なのに。


何故に。

想いと裏腹の感情を、
暴発させてしまうのかな。





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References
 Sep.09 2004, 「さようならと言えるのですか」
09月10日(金)
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