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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いの載る過程は楽しめませんか
目的や状況や、
其の画に内包された、
本来の想いが。
どんな姿であろうと。
其処に至る過程は、
飽く迄、
受け手の想像に委ねられ。
其処に在るのは、
極上の、
完成された物だから。
受け手が、
何を想うかに依存して。
輝き具合は、
如何様にも変化するけれど。
きっと其処には。
二人で創り上げた世界が、
存在するから。
一枚一枚に在る、
二人の歩みが。
其の輝きを、
生じさせるに違いない。
「二人のために撮った写真だから」
「素敵な写真なんだよね。」
姫の教えてくれた、
サイトの、
写真一枚一枚は。
確かに、
綺麗な物だけれど。
背景に潜む二人の世界を、
感知出来る程。
俺と、
姫は、
歩んで居ないだろう。
其れ故に。
きっと、
微妙な想いの歪みが、
産まれるんだ。
姫に贈る為の、
一枚一枚に。
必死に、
想いを込めれば込める程。
「小坊主のように。」
「『私以外の人に見せる写真』を撮ってないから。」
「素敵な写真なんだよね。」
姫は、
俺と距離を置く。
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References
Aug.06 2004, 「約束の華は違う色彩でしたか」
08月13日(金)
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