ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■今朝も一人で悦んだのでしょうか
与り知らぬ内に、
事は始まり。

与り知らぬ内に、
事は運び。

与り知らぬ内に、
事が終わる。



其の密やかな遊びの、
微かな痕跡を。

此の身に感じながら。











与り知らぬ故の、
暴発と。

其の結果、
必然的に産まれる神秘の出逢いを、
危惧して。


冷や汗をかいて居る事など。





姫は、
知って居るのだろうか。















寧ろ其れを、
楽しんで居るのだろうか。





















 「なぁ。」
 「如何して俺は履いてないの?」

 「暑かったんじゃない?」


 「だったら。」
 「如何して姫も履いてないの?」

 「暑かったんだもん。」





小悪魔の様な瞳で。

悪戯っぽく、
言い訳をする姫に。



何故に、
二人で愉しまぬのかと、
腹を立てた。














今朝も、
営まれたであろう。

姫の、
密やかな遊び。





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References
 Jul.15 2004, 「嫉妬の裏返しでしょうか」
07月24日(土)
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