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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■圧倒的に幸せと言えますか
何の程度の重みで。
何の程度の長さで。
其の過去が、
推移して居たのか。
何も知らないけれど。
目の前の言葉一つ一つに、
信を置くならば。
今現在の、
俺は。
圧倒的な威力を持って。
想いの内に、
根を下ろして居るに、
違いない。
想い逢う、
二人の為の日。
年に僅か一度の、
其の機会を。
既に三度、
経た今。
「三年続けて一緒に居るんだよ?」
「すごくない?」
相も変わらず。
さも意外だと言いたげな、
姫の表情だけれど。
俺自身には。
其の言葉が、
姫の口から産まれ続ける事の方が。
さも意外なのだ。
「昔の日記を読んでみると。」
「何でこの程度の男と付き合ってるんだ?って反省する。」
姫の記す文字達は。
何時になれば、
何れ程の時を経れば。
過去の楽しさを想い出す術に、
変わってくれるのかな。
07月08日(木)
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