ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■喧嘩に組み込む気でしょうか
刺々しくささくれ立った、
想いの内壁も。
二日酔いの頭痛も、
徹夜明けの腫れた赤目も。
炎天下に隠して。
周囲に何も悟られぬ様、
必死に振る舞えば。
きっと、
少しは気が紛れると、
想って居たけれど。
配達を知らせる、
着信音が。
あっさりと、
数時間前の出来事に、
此の身を引き戻す。
「昨日はごめんね。」
「私が傷付いたと思ってたけれど。」
「小坊主が傷付いたんだよね・・・」
「植木、家に入れてくれてありがとう。」
「眠いだろうけれど頑張れ!」
確かに其処には。
姫の想いが、
ふんだんに包まれて居るけれど。
其れだけでは無くて。
姫の状態も、
併せて運んで来た。
きっと姫は。
起こした事の半分も、
覚えて居ない。
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References
Jul.04 2004, 「既に他人だと言う事ですか」
Jul.03 2004, 「別れた方が幸せですか」
07月05日(月)
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