ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165373hit]
■要らない事実も観るべきですか
相手に伝わらぬ想い、
相手に伝えられぬ想い。
自身の深くに眠る、
気付かぬ想い。
確かに、
其の場には。
芯の想いが、
過分に転がって居るけれど。
其の一つ一つは。
転がした自身をも、
切り裂く程。
鋭利な破片だから。
想い出さなくて良い。
酒精の悪戯如きで。
結果的に、
記憶に至らなかった事象など。
身体が、
端から不必要だと、
判断を下した物だから。
そんな記憶など、
掘り起こす必要は無い。
俺に聞く事も、
友に聞き回る事も、
必要ない。
姫の言葉にも、
姫の行為にも。
既に俺が、
蓋をしたのだから。
想い出して。
此れ以上の、
傷を、
後悔や懺悔を。
姫が負って。
何になる?
----------
References
Jun.20 2004, 「彼女の何を知る雄でしょうか」
May.13 2004, 「本音は何処に在るのでしょうか」
May.09 2004, 「前科を繰り返したのでしょうか」
06月24日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る