ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■出せぬ手紙が引き出しに無いのですか
其の選択肢以外にも。
精神接触を果たす為の手段は、
在るのだろうけれど。
何れの手段も、
適任とは想えなかったから。
傍に居る人へ、
敢えて文を書いたのに。
想いが、
言葉に成らない。
言葉が。
想いに匹敵し得る物とは、
想って居ないけれど。
浮かぶ言葉は。
想いの、
一部分すら代弁しない。
言葉以外に。
精神接触出来る手段は、
在るけれど。
此処で、
身体接触に頼ったら。
何の進歩も無いんだ。
携帯を片手に、
考え込む俺の姿と。
一向に囀る気配の無い、
姫自身の携帯。
他の異性に贈る文を、
考えて居るのだと。
きっと姫には、
そう解釈されただろうな。
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References
May.23 2004, 「想いを託した本ですか」
May.24 2004, 「少しだけ力を抜けませんか」
06月25日(金)
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