ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165373hit]

■出せぬ手紙が引き出しに無いのですか
其の選択肢以外にも。

精神接触を果たす為の手段は、
在るのだろうけれど。


何れの手段も、
適任とは想えなかったから。

傍に居る人へ、
敢えて文を書いたのに。




想いが、
言葉に成らない。











言葉が。

想いに匹敵し得る物とは、
想って居ないけれど。



浮かぶ言葉は。

想いの、
一部分すら代弁しない。














言葉以外に。

精神接触出来る手段は、
在るけれど。






此処で、
身体接触に頼ったら。

何の進歩も無いんだ。

















携帯を片手に、
考え込む俺の姿と。

一向に囀る気配の無い、
姫自身の携帯。
















他の異性に贈る文を、
考えて居るのだと。


きっと姫には、
そう解釈されただろうな。





----------
References
 May.23 2004, 「想いを託した本ですか」
 May.24 2004, 「少しだけ力を抜けませんか」
06月25日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る