ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■相手の笑顔は誰が創るのでしょうか
只一言、
言葉を交わせば。

結果的に、
避けられたに違いない。





二人の行為が、
無駄か、
無駄で無いかと問えば。

答えは「無駄」だ。



的確な役割分担を以て、
二人が、
お互いを補い合う関係かと問えば。

答えは「否」だ。










けれども。









想いが、
其処に在るから。

確かな繋がり故に、
産まれた結果論だから。



此の負の結果も。

笑顔の肥やしへと、
成長出来るのだろうか。



















記念の日を、
飾り彩る為に。



想い描いた、
其の品と。

想い浮かんだ、
姫の笑顔。




其の笑顔を、
俺は得られなかったけれど。










 「これ、お土産。」

 「小坊主も買って来たの?」

 「俺、二本も呑めないよ?」

 「馬鹿じゃないの?」












二本並んだ、
紅い葡萄酒は。

二つ並んだ、
お互いの想いは。








想いも掛けない姫の笑顔を、
創り上げてくれる。





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References
 Jun.19 2004, 「今日は記憶に値する記念日ですか」
06月22日(火)
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