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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■少しだけ力を抜けませんか
如何に努力や才能を駆使して、
表現したとしても。
言葉も。
振る舞いも。
決して、
想いと等価の物では無いけれど。
想いと裏腹の、
言葉や振る舞いが。
必要以上に、
産まれる関係だろうから。
きっと。
何か、
在ったに違いないのだ。
二年近くも、
傍に在り続けるのだから。
帰宅の瞬間に。
「酔っ払っちゃった!」
そう口にしながら、
笑顔で出迎える姫の。
其の表情と、
其の振る舞いが。
異常性の伴う物だと、
認識するのに。
数秒の刻すら、
必要とはしないと言うのに。
「どうした?」
「何か在った?」
「ん?」
「何にも無いよ。」
こんな時。
笑顔を絶やさず、
意地っ張りで、
我慢ばかりの姫の。
力をふっと抜いてやる、
其の術が。
何時まで経っても、
手に入らない。
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References
May.13 2004, 「本音は何処に在るのでしょうか」
Aug.27 2003, 「試す言葉が傷を産まないのでしょうか」
05月24日(月)
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