ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165377hit]

■想いを託した本ですか
普段なら、
真っ先に優先される筈の事を、
後回しにしてでも。


其の本を読めと。


彼処迄強い口調で、
言った訳は。

今も未確定だけれど。





普段にも増して、
自分の振る舞いを最優先に、
物事を動かし。


其の本を読めと。


言った口調は、
相変わらず強くて。

今も変わらないけれど。









彼の時より。









肩肘張らずに。

少しだけ、
前へ進んで来られたのだと。


そう解釈して良いだろうか。















 「ほら。」
 「此の犬も袋に入るんだよ!」



絵本に登場する、
其の犬の振る舞いが。

俺の膝で眠る猫と、
全く同一だと。


自慢げに話す姫が。














言葉に出来ず、
素直に贈れぬ想いを。

其の本に、
託して居るのなら。












少し早いけれど。

極上の、
誕生日の贈り物だよ。





----------
Books
 「最後まで一緒にいたい人は誰ですか」 青春出版社





----------
References
 Sep.23 2003, 「運命は他に在るのでしょうか」
05月23日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る