ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■膿を出し尽くしただけでしょうか
前後に並べられた言葉とは、
何の脈絡も無い。
前後に並べられた行為とも、
何の脈絡も無い。
其れ故に。
余計に際立ち、
同時に全く理解の出来ぬ、
振る舞いだけれど。
きっと俺が、
其れを渇望して居たから。
待望の振る舞いの、
其の意図を。
普段よりも早く、
認識出来たのだろうか。
其れとも。
共に過ごす日々が、
相手を見極める眼を、
育てたのだろうか。
何度掛けても、
決して掛からぬ番号が。
液晶に踊った。
「今から来る?」
「話し合っても良いよ。」
表面的には、
話し合う為の機会を提供するとの、
提案だけれど。
きっと、
修復を意図する言葉。
いや。
素直な言葉は吐かないけれど、
寧ろ其れ以上。
逢えば、
想いを重ねるに違いないと、
確信した上で、
口にした言葉だから。
姫の想いは、
既に元の鞘に収められた事すら、
指し示す言葉だ。
「わかった。」
「今から帰るよ。」
有り難う。
今は一回分、
借りて置くからね。
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References
Aug.27 2003, 「試す言葉が傷を産まないのでしょうか」
Aug.12 2003, 「言葉に踊らぬ術が身に付きますか」
05月10日(月)
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