ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
[165384hit]

■今読まなくて良いのでしょうか
読める筈の無い文が、
受信箱に在った。

旅先では、
手に入れる事の出来ない想いを、
時を経て受けた。



 「時間がある時に読んで。」



冒頭の言葉とは、
裏腹で。

其の想いを受け取る刻が、
後で良い筈は、
無いのに。













年下の彼氏や、
年上の彼女。

同じ年齢差を持つ二人の、
数々の意見。



並べられた其の意見は、
俺に向けられた言葉に違いないけれど。







其れを、
既に理解して居て。

其れでも、
的確な想いが届けられぬから。






姫の不安を、
消し去れないのだ。














遠出の度に届く文。

遠征の度に、
不安を増幅させる姫。










時々。


其の存在の脆さに、
狂いそうになる。
04月28日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る