ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■若芽を摘めてますか
両極端の想いが、
微妙な天秤の上に同居して。

瞬時に入れ替わる。



其の不安定な想いを、
正確に感知して。

綻んだ想いを、
補修出来れば良かったのだ。





笑顔で無事を喜んだ、
直後に。


 「涙が止まらないの。」


電話口で、
突然泣き出した時。



其れを嬉し涙なのだと、
勘違いせずに。










安心を提供するには。





既に発生した、
過去の過失。

其れを、
決して繰り返さぬと、
想いに誓う。


其れと同時に。



記憶の還る土壌の発生を、
事前に察知して。

産まれた若芽を、
摘まねばならないのだから。















姫に幾ら感謝しようと。
姫を幾ら想おうと。




 「小坊主が留守の間、毎日。」
 「携帯電話から聞こえた女の笑い声が。」
 「耳から離れません。」




若芽を摘まねば。

其の想いは、
伝播しないんだ。





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References
 Apr.21 2004, 「行為の選択を誤ったのでしょうか」
 Apr.13 2004, 「二人では何処へも行けないのでしょうか」
04月26日(月)
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