ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■如何して言葉が掏り替わるのですか
相手を想うとは。
相手の言動や、
相手に起こる環境の変化を、
一つ一つ丹念に拾い、
応じて。
相手の最終的な決断の、
全てを許容する事。
其れが大部分を占めるのだと、
そう想って居た。
「話さなくて良いの?」
「聞かなくて良いよ。」
問い掛けに、
そう答えたのは。
相手の選択に、
自分が信を置いて居るからに、
他ならないのに。
「話さなくて良いの?」
「聞きたく無いよ。」
何時の間にか、
言葉も想いも掏り替って居た。
聞かなくて良いに、
拒否は無い。
けれども、
聞かなくて良いに、
意思も無い。
意思を要求されるならば、
間違い無く、
聞きたいと答えたけれど。
あの時点の姫に、
其れは焦燥を与える効果しか、
無いと想ったから。
間違って居たのか?
姫の話は何時も唐突で、
其の過程が無いから。
殆ど理解出来ないんだよ。
「聞きたく無いって言ったじゃない!」
「話したいことたくさんあるんだから!」
ストレスを溜めて居る素振りの、
姫を見て。
いよいよ大詰めなのかなと、
推測する事しか、
俺には出来ないんだよ。
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References
Mar.12 2004, 「都合の良い状態が必要ですか」
Mar.17 2004, 「前科を消す術が在りますか」
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03月27日(土)
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