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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■支え足り得る雄ですか
退路の存在を必須とし。
其の交換条件として、
自身に都合の良い所だけを取り出し、
魅せてくれる。
自身に都合の悪い領域は。
全て、
其の人を待ち続ける場所に、
落として来るのだから。
けれども。
自身の目の前で、
其の退路を網の様に張り巡らせ。
自身の目の前で、
自身との間に幾つもの陥穽を掘り。
其れでも歩いて来れるなら、
此方へ歩いて来いと言う雄など。
三流以下。
本物は。
退路や罠など微塵も感じさせずに、
何時の間にか、
自身を内へと誘うんだ。
寂しさに、
少しだけ弱って居る君は。
「奥さんいても良いかな・・・」
「それでも今は欲しいのかな・・・」
代償的な我慢を受け入れれば、
刹那の支えを、
其の手に獲得出来ると。
思って居るかも知れないけれど。
「そう言う優しさだけなら。」
「いつでもおまえにあげる事は出来るよ。」
「でももしそこにはまったら。」
「引っ掛かったらおまえが馬鹿なんだよ?」
全ての選択は自分で選べと、
逃げ道だけ整備する。
半端な雄の支えは。
きっと貧弱で、
期待出来る程の強度は無いよ。
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References
Nov.24 2003, 「耐えて進める迄に回復出来ましたか」
Jan.04 2004, 「理解から逃れたいのでしょうか」
01月20日(火)
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