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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■待ち草臥れて居ませんか
頓珍漢な答えが戻って来た時、
口を噤んだ訳は。
面と向かって話すべき内容だと、
考えたから。
只泣かれる結果に終わろうと、
平然と跳ね返されようと。
同じ結果を得ようと、
異なる結果になろうと。
声を結ぶのでは無く、
目を結んだ上で話すべきだと、
感じたから。
そうすれば、
俺の想いが正確に伝わる可能性を、
少しでも高める事が出来ると。
そう感じたから。
仕事の話をした事など、
一度も無い。
いや、
一度は存在したか。
「私分からないから。」
話をした所で、
そう返されるのが関の山。
理解しようと言う想いなど、
抱かぬ人だった。
結果を出さねば首が無い。
ただ努力すれば、
望んだ答えが得られる世界でも無く、
ただ遂行すれば、
求める結果を出せる世界でも無い。
八方塞がりの状態に。
「海外に行ってた分、シワ寄せがあるもんね。」
あの時の頓珍漢な励ましは。
貴女らしさに満ち溢れていて、
素敵な物だけれど。
一つ。
小さな罅が、
心の内に巣くった瞬間でも在った。
逢えぬ予定だけが
積み重なって行く日々。
肝心な核心を伝える為に、
貴女へ、
電話を掛けた時から。
既に半年も、
月日が経過した。
やっと伝えられる。
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References
Aug.01 2003, 「信頼を失う時でしょうか」
12月12日(金)
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