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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■想いは時の魔術も作りますか
人と人との縁を紡ぐ。
時の流れと言う、
不可思議な要素が織り成す、
奇跡。
人と人との想いを繋ぐ。
時の流れと言う、
不可思議な要素が増やして行く、
想いの強さ。
出逢いや別離の横に。
相性や想いの強さの脇に。
「タイミング」や「偶然」と呼ばれる何者かが、
そっと控えて座って居るから。
「小坊主って。」
「タイミング良い時に電話くれるよね♪」
朝方の電話に、
弾んで返って来る貴女の言葉。
嬉しさの余り、
半分泣き始めた貴女。
俺から電話が届く時は、
必ず貴女が、
俺を深く想って居る時だと。
貴女はそう言ったけれど。
「何時でも俺の事考えてるから。」
「何時電話しても良いタイミングなんじゃ無いのか?」
幻想を引き裂いて、
俺は現実的にそう答え。
「そう言われればそうだよねぇ♪」
貴女は明るく笑いながら、
そう答えた。
馬鹿か俺は。
きっと貴女は、
必死に笑って居たに違いない。
09月02日(火)
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