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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■沈黙に勝る物が有るのでしょうか
この選択肢が、
正しい解答であったかどうかなど。
俺の立場から判断する事は、
決して出来る筈は無いけれど。
もう何度も、
繰り返して来た事だから。
「遅くにごめん。」
「誕生日おめでとう♪」
遠慮がちに届いた、
アイツの文にも。
「また大きな地震が有ったけれど。」
「大丈夫ですか?」
揺れの直後に届いた、
アイツの文にも。
未だに俺は、
何の反応も示さない。
半端な答えなど、
アイツには必要ない。
離れる為に。
未だ飛べぬアイツが、
俺から羽撃いて行く為に。
折角の記念日だけれど。
俺はアイツに、
最大限に思いを込めた沈黙を、
送ります。
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References
Apr.19 2003, 「本当は何が詰まった文ですか」
08月30日(土)
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