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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■努力を続けて行けますか
懸命な想いが伝わって来る。
懸命な想いが、
圧倒的な質感を伴って、
迫って来る。
想いとは裏腹に、
目的とは裏腹に、
弾頭の様な過度の破壊力を有しながら。
例え相手がどの様な状況下に在っても。
目の前に相手が居れば、
目一杯の想いで甘え、
目一杯の想いを表現する。
其の威力を受け切れる精神力を、
相手が備えた状況下では。
此れ程心地良い想いは無いけれど。
精神力が枯渇した状況下で、
其の威力を正面から受け止めれば。
其の想いに押し潰される可能性は、
否定出来ないのだ。
貴女の大好きは、
目一杯の貴女を込めた大好きには違いないけれど。
貴女の大好きは、
相手の欲しい大好きでは無くて、
自分の大好きなんだ。
其れ以上でも無く、
其れ以下でも無く、
純な貴女の想いだけれど。
貴女の一方的な想いなんだ。
相手と共に進んで行こうと、
相手と寄り添って歩んで行こうと、
そう欲したとすれば。
相手を理解し、
状況を察知し、
望む行為を推測し提供する事は。
必要不可欠な物に違いない。
「貴女をどんな人か理解して。」
「貴女とずっと側に居られる様に努力してるつもり。」
「貴女はどうなの?」
そう貴女に伝えた俺は。
「私って重いよ?」
口癖の様に、
昔貴女が残した言葉の意味が。
口癖に込められた、
貴女の過去の男達の言葉の意図が。
貴女を理解する事で、
少しずつ分かりかけている。
07月04日(金)
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