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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■女の魅力を気にし過ぎていませんか
ふと想い出した様に、
貴女は口にする。

女性としての自尊心と、
女性としての劣等感を、
常に貴女は、
胸の中で滾らせている。



 「無いより有った方が良いでしょう?」



問い掛ける貴女に対して、
俺は答える術が無い。








決して投げやりでは無いのに。
決して気を遣ってはいないのに。



 「どっちでも良い。」
 「気にしないよ。」



どちらの答えを用いても、
貴女に俺の本心は届きそうに無い。














夢の中でも意識し続ける貴女。



 「今朝、ぶた子になった夢見ちゃった。」



相変わらずの想いの強さが、
具体的な出来事を、
睡眠時のみの幻想として創り出す。



 「『胸大きくしたいなら、太れば良いよ!』の友達の言葉に。」
 「食べて食べて食べて・・・。」

 「ぶた子じゃん?!って夢だった。」



女性の心を、
異性を意識する心を、
忘れる事は許さないけれど。

過剰の想いは、
貴女にとって重荷とならないのだろうか。















胸より何より。

一度でもあの腰の括れを堪能したら、
貴女から抜け出せないんだよ。





内緒だけどな。
05月03日(土)
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