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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■迷いの嵩は減らせないのか
貴女の決意など、
俺には想像が付いていた。
貴女の答えなど、
俺には想像が付いていた。
「ついて行くから。」
貴女がそう言う事など、
俺には想像が付いていた。
問題は俺と貴女の間には無く、
俺の家族と貴女の家族に存在する。
「大丈夫なのか?」
「本当に考えたのか?」
俺がそう言う事も、
貴女には想像が付いていた。
小さな彼の言葉を
初めて俺は聞かされた。
貴女の強さは、
その言葉にも秘められているんだね。
「お母さんは再婚出来るんでしょ?」
「お母さんは再婚するんでしょ?」
小さな彼の言葉を
初めて俺は聞かされた。
俺の知らない強さは、
その言葉から生まれ出た力なんだね。
「再婚しても良いよ。」
「引越ししても良いよ。」
俺の決意は、
俺の答えは。
何処に有るんだ。
「だから大丈夫よ。」
「ついて行くから。」
貴女の言葉が、
どうして力にならないんだ。
迷いの一つは、
既に解決したじゃないか。
02月07日(金)
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