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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■余裕に見えましたか
俺からの電話が来ないと、
俺からのメールが届かないと、
貴女は俺を忘れてしまうのだろうか。
愚かな考えを打ち消す様に、
貴女のメールが届く。
「仕事中思い出してふにゃふにゃアヤシイ人になってた」
朝から貴女を満喫した日は、
朝から貴女を満足させた日は、
貴女の中は俺で満たされている。
「小坊主は?」
「全然。余裕。」
貴女を悔しがらせて。
貴女の嫉妬心を煽って。
自分の荒みを、
少しだけ和らげた。
朝から俺は満喫したはずなのに。
朝から俺は満足させられたはずなのに。
一日中の集中を要求された時。
一日中余裕を感じられない時。
貴女を想い出す事無く、
一日が過ぎてしまったから。
強がりの奥に隠した悔しさを、
俺はどう扱おうか。
貴女に気付いて欲しいけれど、
貴女に気付かれたくは無い。
02月03日(月)
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