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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■仕事の邪魔になりませんか
久々に朝から声を聞いた。
貴女の声を朝から聞けた。
二日も続けて起こしてもらうと、
心なしか目覚めの良い自分に気が付いた。
「今日の私はアヤシイ人になっていたでしょう。」
「仕事中、小坊主が囁くんだもん。」
夕方に届く帰宅の合図。
早朝の言葉を想い出しては、
お互いにそっと顔を紅らめた。
朝から愛の語らいをすると、
その日一日中、
俺は貴女の背後に居られた。
朝から愛の語らいをすると、
その日一日中、
貴女を俺の目の前に置いておけた。
顔と顔が触れ合う位近付いて、
お互いの瞳を見ながら会話した。
お互いの頭の中で。
囁きの聞こえない日は、
囁きの聞こえない朝は、
少しだけ寂しかったから。
携帯の伝言に、
今朝は少しだけ言葉を残してみました。
12月21日(土)
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