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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■何時か天罰が下りますか
あの日貴女に犯した行為は、
結果的には罪にはならなかったけれど。
あの日貴女に犯した行為は、
精神的には、
大罪に値する出来事だったに違いない。
お互い解っていて、
貴女は止められなかった。
それが罪だと言う神が、
もし居るならば。
お互い解っていて、
俺は敢えて止めなかった。
これを神は何と言うのだろう。
危険な日を承知で、
貴女の中に俺をぶちまけた。
「子供が欲しかった」
「子供が出来れば状況が変わる」
俺の丸出しの欲情では無くて、
俺の丸出しの欲望。
無事未遂で終わった事を、
ふと感謝した。
貴女の声より、
隣に居る小さな彼の声が、
どうしても大きく聞こえたから。
12月19日(木)
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