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雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■隠した寂しさが見えていますか
賑やかな我が家が、
きっと嬉しかったんだよね。
久々にお客さんが来て、
きっと嬉しかったんだよね。
貴女の親友が来てくれて、
きっと嬉しかったんだよね。
俺の頭には、
はしゃいで戯ける小さな彼が、
ほんわかと浮かんでくる。
「親子漫才みたいって笑われた!」
「小坊主と会う時もこうなのかな?」
「少しは大人になってるかな?」
貴女の言葉に思わず吹き出した。
貴女はそう言うけれど、
親友には「貴女自身も子供だ」と言われている事に、
全然気付いていないから。
小さな彼は寂しかったんだ。
だから、
どんな子でも構わない。
俺があの子と対面する時には、
大人で無くても良い。
寂しさを感じなければ、
それで良い。
11月10日(日)
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