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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「十面埋伏・Lovers」の今後
「十面埋伏」が今後どうなるかについて、
ここ2、3日出ていたニュースのまとめのような記事です。
「来年」は、という言葉が出ているので、年内の発言かもしれません。
後に出たニュースが最新かというと、そうでもないのが、中国のネット・ニュース。
しかし、脚本を書き換え、3人主役で行くというのは、間違いないようです。
よほど成算があるのでしょうね。
アニタを失い、埋伏″戦さらに強力に
チャン・イーモウが撮影中の映画「十面埋伏」は、
主役の1人、アニタ・ムイの死によって頓挫することはない。
製作部は、アニタ・ムイがやるはずだった役に、
別の俳優を起用することはしないと決定した。
現在、改訂中の脚本では、アンディ・ラウと金城武の出演部分が増える。
プロデューサーの張偉平は記者のインタビューに答え、
「3大主役の『十面埋伏』もまた、来年、必ずめざましい好成績を収めるだろう」と語った。
武とアンディがアニタの役を補う
「当初、『十面埋伏』の脚本が出来てきたとき、我々は最高の脚本だと思った。
改定した今も、やはり大変満足している。
チャン・イーモウは経験豊富な監督だ。
新しい脚本は合理的に調整され、いくらか付け加えを行なった。
主として金城武とアンディ・ラウの出番が増やされ、
本来アニタ・ムイの役が担っていた役割を補うことになる」
張偉平は続けて、「急な改訂のため、3人の俳優はかなりの分を余分に撮影し、
映画全体にさらに合理性を加えることになる。
目下、チャン・イーモウと金城武、チャン・ツーイーは四川で撮影中、
アンディ・ラウはアニタ・ムイの件と他の仕事とで、撮影から抜けており、
四川に来るのは少し遅れるだろう」
脚本改訂後の俳優の出番については、張偉平はわざわざ順番を挙げてみせた。
「金城武が一番多く、次がアンディ・ラウ、チャン・ツーイーだ」
スターが映画のすべてを決めることはない
アニタ・ムイが世を去るとすぐ、
ブリジット・リンや宋丹丹が代役を務めるという情報が流れた。
アニタ・ムイについて、彼女が危篤になる前までは、
製作部は彼女の出演辞退の発表をじりじりと遅らせてきた。
張偉平はこう言っている。
「われわれは、アニタ・ムイをニュースの種にするようなことはできなかった。
亡くなる2日前になって、マネジャーの王敏慧からやっと電話が入り、
アニタ・ムイの健康を考えて、出演は望まないと言ってきた。
しかし、私はアニタ・ムイ本人の口からはっきりと告げられたことはない。
我々はこのような決め方は彼女を傷つけるとずっと思ってきた。
しかし、彼女が亡くなった今、映画のことはもうどうでもよくなった。
新たに俳優を用いないという決定は、チャン・イーモウの提案によるものだ。
この決定が、アニタ・ムイ本人に対し、
我々は我々なりの尊重を表すという最良の証明になっていると思う」
映画を3人の主役で支えることについては、こう話す。
「映画を決めるのはスターではない。
映画自身の出来は、監督の力と題材で決まる。
言い換えれば、映画は監督の芸術なのだ。
興行成績は、映画の出来を判断する最も重要な指標であり、
私は『十面埋伏』が必ずや、来年の映画市場において、
意気を奮い立たせるような好成績を収めるものと確信している」
(毎日新報 2004.1.3)
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