ID:19200
たったひとつの冴えないやりかた
by アル中のひいらぎ
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■日本アルコール関連問題学会岐阜大会の印象(その1)
http://investor.lundbeck.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=757998
アカンプロサートが断酒を前提とした薬であったのに対し、ナルメフェンは飲酒量低減(節酒)のための薬です。大量飲酒者が酒を飲む1〜2時間前に1錠飲むと飲酒量が抑制される、という使い方をするらしい(つまり頓服薬だね)。そう遠くない将来に日本でも治験が始まるでしょう。そして、有効性が確認されれば市場に投入されるはずです。それを待ち望んでいる人は少なくないはずです。
僕は占い師ではないので未来を予測はできませんが、2010年代は日本のアルコール医療が断酒から節酒へと舵を切る時代になるのかもしれません。そうなったらAAも影響を受けざるを得ないでしょう。時代の潮流は変えようがありませんが、その潮の流れの中でAAという船はどちらを目指すべきか。ミーティング偏重を脱し、12ステップを通じた新しい生き方の魅力を備えていくしかないと思います。恐竜と同じで、環境の変化に対応できないものは死滅するしかないのですから。
印象(その2)はまたいずれ。
(ナムルフェン→ナルメフェンと訂正しました)
07月23日(火)
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