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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■025 mcinmahikari
b. Former members
元信者
元信者はすべて「悪霊に邪魔されている」とされるので、信者が元信者の話に耳を傾けることは愚かなことだとされてしまいます。私は2000年の始めに教団を離れました。一年後、私の知っているもう一人の信者が真光を離れました。私たちが会った時、彼女は私が同じように教団を離れていたことを知って驚いていました。私が教団を離れたことは、教団の内部では全く話題に登っていなかったのです!
教団を去った人は、弱い人間であり、意志が弱く、神の祝福を投げ捨てた人間であり、真光を破壊しようとする悪霊や邪神に邪魔された人間であり、充分浄まっておらず、神に従うチャンスを与えられたにも関わらずそれを捨てた人間であると見られてしまいます。
教団を去った信者や真剣な努力や献身を怠った信者にどのようなひどい出来事が起こったかという話は、この教団の中に溢れています。さらには、たまたま御み霊をはずしたその日のうちに悪いことが起こった人の話などもあります。
家族の中を除けば、ほとんどの信者は元信者と継続的に接触を持つようなことは実際にはありません。そのため、このカルト教団を去った信者がいかに幸せにまた健康的に過ごしているかということを知らないのです。信者が体験することはといえば、ある人が道場に来なくなるとその人とは音信不通になり、偶然ばったり出くわすことによってその人についてのわずかなニュースを聞くだけなのです。信者にとって、元信者に対して何故教団を去ったのかと深く問いつめることは極めてまれです。私が信者だったころ、そのような質問をすることは私にとって恐ろしいことでありました。私は教団に居つづけ、献身しつづけることに困難を感じていたのです。それ故、そのようなシビアな議論をすることは、私にとっては厳しすぎることでありました。
c. Keep members so busy they don't have time to think
信者を忙しくさせ、考える時間を持てないようにする。
光を与えたり活動的であることが、物事を考えることよりも奨励されています。真光の教えや組織について批判的に議論しようとする人は,「憑依霊に邪魔されている」というレッテルを貼られます。道場(真光センター)ではいつもたくさんの行事や活動があります。信者は「役に立たない人間の知識」を放棄するようにと言われ、そして光を与える実践を行い、何よりも真光の教えに従順に従うことを奨励されます。
3. Compartmentalization of information; Outsider vs. Insider doctrines
情報の区分:外対内という主義がある。
a. Information is not freely accessible
情報を自由に得られない。
教団の歴史や創設者に関する情報は、厳しくコントロールされています。信者は初級研修でしかその歴史を知らされません。そして、調査や批判的な質問に対して回答が与えられることはありません。
b. Information varies at different levels and missions within pyramid
組織のピラミッド構造の中で,そのレベルや役割の違いによって情報が変化する
初級、中級、上級研修によって、異なる教えが与えられます。
c. Leadership decides who "needs to know" what
リーダーによって、誰が何を「知る必要」があるかが決められる
情報の開示のレベルに明らかに違いがあります。多くのごく普通の信者には、多くの情報は与えられません。幹部などのメンバーには,もう少し多くの情報が与えられています。
1997年3月、メディア上を多くの反真光記事がにぎわしたとき、教団は信者用に「Sukyo Mahiari - The Facts (崇教真光−その真実)」という配布物を用意しました。そこには、信者に対して初めて色々な財務上の事柄が詳細に紹介されていました。真光はマインドコントロールを行う終末論カルトである、というメディアの主張に対する教団の反応は、以下のように信じられないほどお粗末なものでした。
「どんな信者でも未信者でも、教団の活動に関して少しでも経験があれば、そのような主張は間違っていると理解できるのです。」
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07月29日(火)
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