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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■026 mcinmahikari
5.Emotional Contrl  感情のコントロール

恐怖を利用することは最も強力な方法であり、カルト信者に絶大な影響を与え,そのグループから去ることをためらわせることができます。「BITE Mind Control Model」の部分の主な点を指摘する前に,私はスティーブン・ハッサンの書物「Combatting Cult Mind Control」からいくつかの引用を示し,カルトが生み出す恐怖が如何に深い心理的あるいは感情的問題を生み出すかを説明しようと思います。


「恐怖の構造とは、いくつかの構成要素をもち,互いに作用して悪循環をもたらす。これらの構成要素とは、厄介な考え、ネガティブな内的イメージ、怖いと思う心、コントロールできない状態、などである。

いくつかのカルトでは、信者はそのグループを去ることに対して恐怖を抱くように組織的に教育される。今日のカルトは効果的な方法を知っており,信者の心の奥底に生き生きしたネガティブなイメージを植え付けることができる。それによって信者は、自分がグループの外にいるときに何かを達成することや幸せになること、などを想像できなくなってしまう。

信者は多かれ少なかれ,もしそのグループを去ったら酷い病気になって死んだり交通事故にあったり、飛行機事故で死んだりとか、あるいは愛する人の死を引起こす、というようなことを信じるようにプログラムされてしまう。」
[Steve Hassan, Combatting Cult Mind Control, pg 45]

「様々なやり方で、カルトが生み出す恐怖は信者がそれと気づかないうちに、巧妙に作られて植え付けられていくのである。信者は思考を停止するようにうまく操作されているので、そのグループを去りたいという願望を自分が持っていることさえ気づかなくなってしまう。」
[Ibid, pg 46]
上記の引用は、まさに私自身が体験してきたことです。私が真光の中にいたときに出来たこと、あるいは私が期待に応えることができたのは、教団を去るという選択を私自身にさせない、ということだけでした。私は教団を去ったら一体何が起こるのかということに恐怖を感じていて、それを考えることすらできませんでした。そういう状態であるかぎり、私は信者でありつづけたのです。

私の夫や家族を含むすべての人に対して,私は自分が真光の中にいて如何に幸せであるか、真光が如何にすばらしいかなど、教団に対するよいイメージを広めるために言わなければならないことを言いつづけてきました。しかし、私の内面では、教団のすることや言うことの多くが私にとって心地よいものではないことに気づいていました。私は自分自身が正直でないことや模範的でないと感じていました。私は教えが矛盾に満ちており脅迫に近いことを見出していました。私はその中に捕らえられてしまっていたのです。

1. Manipulate and narrow the range of a person's feelings. 
  感情の範囲を狭め,操作する。

「いつもニコニコ陽光子」は、真光の道場におけるスローガンです。陽光子とは、「明るく積極的な人」を意味します。信者は陽光子とも呼ばれ,すべてのことに対して感謝を表し、決して怒ったり妬んだり批判したり、機嫌をそこねたりしないようにすべきとされます。

「起きてよし 寝てよし居てよし全てよし ああ有難し悪しきものなし」
「善し悪しと 思う心の浅きかな 浅き瀬にこそさざなみの立つ」
「病(やまい)悪し 不幸悪ろしと思いなば 神大愛の禊ぎ忘れし」
[祈言集 善し悪し P.117]

「神様は、今日の世界中の人々が、純粋で、陽の気で、正しく、神に従って生きることを望んでおられます。スの神様に対して純粋で陽の気で正しく従順であることは、人格を完成する上で大きな助けとなるでしょう。より純粋で、ほがらかで正しく、従順であれば、より愛と調和に満ちた社会がもたらされるのです。」

「スの神様に対して純粋で、陽の気で、正しく、従順な想念で祈れば、本当の正しい神様がその祈りに応えてくれます。陰気で正しくない想念で祈れば,代わりに邪神が答えるでしょう。邪神に操られた人々は、間違った選択をすることになります。」
[MAAJ Vol 15 No 4 April 1997]


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