ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■021 goseigen
最終更新日: 2001.08.08
http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/goseigen.htm
5.GOSEIGEN - A warning to the World
御聖言 − 警世の書
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これは、真光の出版物に関する一連の考察のうちの最初のものである。人類の幸福と福祉のために存在すると主張するが、明らかに終末論の暗示を含むある「宗教」を調べたものである。
御聖言−神示の本
御聖言の英語版の版権は、S界真光文明教団の北米支部の長が1982年に取得している。
御聖言−S界真光文明教団によって初めて編集されたこの真光の聖書は、後に英語版が出版されており、真光系教団の中で最も大きい○○真光によって使われている聖なる神示の本と同じものである。英語版の御聖言は、291ページで52の神示が記されている本である。
すべての信者は、その中に含まれる言葉は、かつての陸軍中佐である岡田良一氏に神が直接与えた言葉のうちのほんの一部であると教えられる。岡田良一氏は、1959年ごろ創設された真光の創設者であり指導者であり、彼が言うには神から「光玉」という名前を使うように指示されたという。後に光玉氏は、神の計画の進展を反映したもう一つのより聖なる名前、すなわち「聖凰(せいおう)」−聖なる鳥、黄金の不死鳥−という名前を使うように神から指示されたという。この名前は、すべての真光の初級の信者が身に付けるペンダント(御み霊:おみたま)の中の紙に書かれている名前と同じものである。信者はこの御み霊によって光を放射することができるとされている。
ここに紹介されていることは、多くの真光関係の出版物の一つである、御聖言に書かれていることのほんの一部である。ここに書かれている、御聖言の中にある典型的な文章が、神の言葉なのか岡田氏の言葉なのかを判断することは、読者にまかされている。それ故、その妥当性と意味するところは、読者の判断によって変化する。御聖言は、それ自身を最も高い神の言葉だとして紹介する。岡田氏が言うには、彼はしばしば朝早くに神によって起こされ、これらの「神示」が自動筆記のかたちで彼を通して流れ出たという。どちらにせよ、それらは御聖言が「人間」(未完成な人類)と呼ぶところの人類に対する警告以外の何者でもない。われわれは根絶の危機に面しているのだろうか?これらの「神示」は単なる岡田氏の言葉と見るべきなのか?そして、それらの意味するところは人類に対する急を要する警告なのか?私たちは真光の動機、明らかにすべてを破壊しようとしているその神に対する理解、などについて疑問を呈する必要がある。
これらの神示を基礎として、真光系教団のそれぞれの霊的指導者たちによって、月々の教えが述べられているのだろうか?これらの月々の教えはしばしば、信者が厳格に遵守すべき神の計画が明らかにされ、それが反映されたものとみなされる。これらの教えの多くは、御聖言やその他の聖なる書物の中で予言されたその日(終末)が近いことを述べている。最終戦争(天変地異)の日は、それらから計算されたところによると、新世紀の変わり目、またはS界真光文明教団では1999年8月1日から19日までの間、とされている。
御聖言という本は、とても聖なる本であると考えられているので、それを床に置いたり、手を洗わずにそれを読むことを禁じられている。
以下で紹介する引用のいくつかは、人類を救うために派遣されたという岡田氏の救世主としての聖なる役割に言及し、そして一方では神に選ばれた種族としての日本人の役割について触れている。
オウム真理教というカルトが自分自身で最終戦争を起こそうとしたことを考えるとき、いくつかの深刻な問いが投げかけられる。真光というカルト教団も、ひそかに計画を進め、オウム真理教が辿った道と同じ道をゆく可能性があるのではないだろうか?
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06月30日(月)
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