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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■008 Insigft
歴史を書き換える真光: 岡田良一氏の教えを研究すると、彼は事実とフィクション、神話と伝説をまぜこぜにし、世界の歴史を書き直し、不思議で疑わしい話を作り上げているのは明白である。そして、「彼こそが現代において最高神と直接のつながりをもつ唯一の権威である」という断固とした警告を発している。彼は歴史、科学、宗教、そして哲学に対しても意見をもっている。彼は、現代は「かつてなかったほどの間違った時代(逆法の世)」である宣言した。彼の「神の」役割は、これらの間違いを正すことであるという。(彼は現在、霊界において働いているという。)岡田女史は、この「神の役割」を繰り返し強調する。そのスタート地点は、日本が霊的、心的、肉体的なあらゆるレベルで人類文明のゆりかごであることを世界にわからせることである。岡田女史は、彼女の養父からの連続的なイメージ(彼女が正当な後継者であるというイメージ)を作り上げるため、自分の教団の歴史を書き換えることさえしている。
神になった岡田良一氏: 教え主様(教えのマスターという意味)として知られる岡田女史は、○○真光の霊的な指導者であり、岡田氏の教えを神の法として支持し、信者は個人的に自分自身のカルマに対して責任があること、どんな種類の災難も個々の信者の心の状態や教えの実践の不足が原因であると強調している。
何年もかけて、岡田女史は莫大な費用をかけていくつかのモニュメントを建設し、彼女自身も自分を神の地位に引き上げた。つまり、最高の神と直接コミュニケーションできる唯一の人ということであり、「神は私に何々をしなさいと命じました...」という言い方をする。神について言及するとき、彼女は岡田氏の呼称も使い、「神と救い主様(聖なる救済者という意味)は....」という言い方をして、岡田良一氏が今は神となっていて人類を救う使命を持っているという信者の信念を繰り返し強めている。興味深いことに、彼女が彼のための神殿(43メートルの高さのピラミッド)を1992年に日本に建設したあと特に、岡田良一氏を見たとか彼が現れたとかいう体験談が、熱狂的に報告され事実として受け入れられている。
神になりつつある岡田女史: このカルト教団は今絶好調であり、内部での宣伝だけでなく外部の人をひきつけるために、その信憑性を強める目的で今だに神話を作りつづけ、非常に多くの信者の体験談を出版しつづけている。岡田女史は、1993年にイスラエルへ旅行し、ハルマゲドンを食い止めたと主張している。彼女が中東にいる直接の結果として、突然イスラエルとパレスチナ間の平和協定へむけての最初のステップが達成されたという。彼女は、彼女がその最初のステップを成し遂げたのだと主張して、うまく自分のことを宣伝した。しかしながら、その平和へ向けてのチャンスが後になって失われたことについて、信者はあまり深刻に受け止めないらしい。ここにも、もう一つの"Win-win situation"(どちらにころんでも教団のよいようになる状況)がある。
あなたの隣にいる真光: 真光は、静かにゆっくりと、将来にわたって存続するためのインフラストラクチャー(設備)を作りつづけている。オーストラリア首都圏政府から、その拡大計画の助けとなる土地を援助されたことは、教団にとっては強力な後押しである。教団の信者はすでに、この土地はオーストラリア社会のものではなく、日本に住む岡田女史のものであると誇らしげに語っている。
真光の勧誘活動における主要な目標は、社会に影響力のある人を引き入れることである。政治家、医者、裕福なビジネスマン、公務員などは理想的なターゲットである。これらの新しい信者が右翼思想をもっていると大歓迎である。真光は、陸軍中佐であった岡田良一氏と皇室神道から受け継いだ厳格な保守的右翼思想を持っている。
興味深いことには、ベルギー政府が教団を危険だと認定したときに、オーストラリア政府は教団の後押しをしている。オーストラリア首都圏政府にとって、ヨーロッパで何が起こっているのかに注意することは、自殺行為だとでもいうのだろうか? 臆病な政府を告訴してオーストラリア人の健康と安全のために働かせるようにするには、もっと多くの人々が死にかけていないとだめだとでもいうのだろうか?
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02月26日(水)
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